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各種事業(38ページ、1,568M) 分子研リポート2015 | 分子科学研究所

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(1)

大学共同利用機関である分子科学研究所は,国際的な分子科学研究の中核拠点として所内外の研究者を中心とした 共同研究と設備を中心とした共同利用を積極的に推進し,大学等との人事流動や国際交流を活性化しながら,周辺分 野を含めた広い意味の分子科学の発展に貢献する使命を持っている。

分子科学研究所が行う事業には,『先端的な研究を推進する拠点事業』,『国内の研究者への共同研究・共同利用支 援に関する事業』,『研究者の国際ネットワーク構築に関する事業』,『研究力強化推進事業』がある。予算的には運営 費交付金の一般経費・特別経費,文部科学省の委託事業,日本学術振興会等の競争的資金で実施している。運営費交 付金の一般経費以外はいずれも期間が定められており,運営費交付金一般経費も毎年削減を受けている。第1期中期 計画期間に特別経費であった3事業(UVSOR 共同利用事業,エクストリームフォトニクス連携事業(理化学研究所 との連携),研究設備ネットワーク事業)は平成22年度からの第2期中期計画の開始において相当予算削減された上 一般経費化された。その際,エクストリームフォトニクス連携事業はUVSOR 共同利用事業を広く光科学共同利用事 業ととらえ,光科学関連の理化学研究所との連携はすべてその中に含まれることになった。なお,スーパーコンピュー タ共同利用事業の特別経費については第1期中期計画期間の段階からすでに一般経費化されている。

(1)『先端的な研究を推進する拠点事業』のUVSOR 共同利用事業(放射光分子科学),エクストリームフォトニク ス連携事業(レーザー分子科学)に関連するものとして,光創成ネットワーク研究拠点プログラム(分子科学研究 所は分担)を受託,実施している。平成29年度までの事業である。また,スーパーコンピュータ共同利用事業(理 論計算分子科学)に関連するものとして,文科省の「革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ

(HPCI)の構築」プロジェクトは平成27年度で終了し,平成26年度より「エネルギーの高効率な創出,変換・貯蔵, 利用の新規基盤技術の開発(ポスト「京」)」が開始している。さらに,理論計算に関連するものとして,文科省「元 素戦略プロジェクト」の「触媒・電池の元素戦略研究拠点」(分子研は分担)を受託,実施している。

(2)『国内の研究者への共同研究・共同利用支援に関する事業』のうち,実験研究のための共同利用は機器センター が担当している。研究設備ネットワーク事業(平成19年度から「化学系研究設備有効活用ネットワークの構築」, 平成22年度より「大学連携研究設備ネットワークによる設備相互利用と共同研究の推進」)を進めており,また, 平成23年度までは文科省の研究施設共用イノベーション創出事業「ナノテクノロジーネットワーク」の「中部地 区ナノテク総合支援」プロジェクトの幹事機関として,平成24年度より文科省「ナノテクノロジープラットフォー ム」事業の「分子・物質合成」プラットフォームの代表機関(機器センター内にナノテクノロジープラットフォー ム運営室を設置)として,共同利用設備の共用を推進している。前者の大学連携研究設備ネットワーク事業につい ては,当初の3つの目的,全国的設備相互利用,設備復活再生,最先端設備重点配置のうち,第2期中期計画期間 では,最初のものだけが生き残り実施されることになったが,平成27年度には平成28年度以降の事業の⽅向性を 見直した。一⽅,後者については,共同利用設備の安定的な運営を勘案し,旧分子スケールナノサイエンスセンター の共同利用設備をすべて機器センターに集約し,予算面では運営費交付金一般経費に頼るばかりでなく,組織的に 適切な外部資金等を新たに獲得して,予算減を補う⽅針としている。

5.各種事業

(2)

(3)『研究者の国際ネットワーク構築に関する事業』としては,個人ベースの萌芽的な取り組みと組織ベースの国際 共同研究拠点の形成がある。従来からの外国人顧問制度,客員外国人制度,招へい外国人制度,国際研究集会(岡 崎コンファレンスなど)を実施すると同時に,第1期中期計画期間から独自の分子研国際共同プログラムを進めて きた。このプログラムは個人ベースの国際共同研究のきっかけ(萌芽的国際共同)を作るものである。さらに国際 共同研究拠点として組織ベースで取り組むために,第2期中期計画期間においては,自然科学研究機構としての運 営費交付金特別経費で「自然科学研究における国際的学術拠点の形成事業」がスタートした。分子科学研究所では,

「分子科学国際共同研究拠点の形成」による新たな取組(協定締結等)を進めている。また,日本学術振興会の多 国間交流事業「アジア研究教育拠点事業」の一環として,「物質・光・理論分子科学のフロンティア」(平成18年 度〜平成22年度)の事業を行ってきた。これまで5年間,日中韓台の4拠点(協定をそれぞれ締結)を中心にし てマッチングファンド⽅式での様々な試みを行った。また,分子科学研究所(総合研究大学院大学として)は,外 務省による21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS プログラム)の枠で設定された日本学術振興会の「若手 研究者交流支援事業」に平成20年度より23年度まで毎年,応募・採択され,対象国の若手研究者(院生を含む) の人材育成に貢献してきた。これらの事業については,現在,これまでの経験を踏まえて精査を行った上で集中・ 重点化し,上記「分子科学国際共同研究拠点の形成」の予算枠で実施している。なお,後者は平成24年度〜平成 26年度はEXODASS 事業と呼び,特に26年度は JASSO 海外留学支援制度(短期受入れ)に応募採択され,本事 業と組み合わせて実施した。平成27年度以降はIMS-IIPA(International Internship Program in Asia)としてアジア地 区の国際ネットワークを構築するとともに,米国,欧州,インド,イスラエルとの国際共同研究(こちらはIMS- IIP と呼ぶ)を強化しているところである。

(4)『研究力強化推進事業』

自然科学研究機構として文科省の『研究大学強化促進事業』の予算を受けて機構として一体的に行う事業である。

平成25年10月より10年計画で開始された。詳しくは5-11 を参照のこと。

(3)

5 -1  大学連携研究設備ネットワークによる設備相互利用と共同研究の促進

(文部科学省)

化学系の教育研究組織を持つ全国の機関が連携し,老朽化した研究設備の復活再生,及び,最先端研究設備の重点 的整備を行い,大学間での研究設備の有効活用を図ることを目的として,文部科学省特別経費「化学系研究設備有効 活用ネットワークの構築」事業が2007年度よりスタートした。このプロジェクトは,2010年度からは「大学連携 研究設備ネットワークによる設備相互利用と共同研究の促進」事業として経常経費化されたが,現在まで,本ネット ワークには国立大学72法人ばかりでなく,私立大学や企業も含めて約130の機関が参加している。外部公開機器の 登録台数は約400 台,登録ユーザー数は 10,000 名を超えている。2015年度は「大学連携研究設備ネットワークによ る設備相互利用と共同研究の促進」事業の最終年度であり,全国13の地域から提案された共同研究プロジェクトを 実施した。特に,大学間での相互利用(特に地域内)を促進する上で効果的なプログラムとなるように配慮し,講習会・ ワークショップ等の実施も可としている。また,2015年度は,サーバー負荷軽減のためのデータアーカイブ化,ホー ムページリニューアルを行った。

2014,2015年度において,本事業に会計検査が入り,指摘と改善要求を受けた。参画大学等での周知不足,参画 大学の全公開装置数に比べて本ネットワークに登録されている機器の数がはるかに少ないこと,2008〜2009年度 に主に実施した復活再生プログラムにより再生された機器45 台のうち 21 台の学外利用がなかったことが主たる指摘 点であり,利用者の便宜を図るため,事業の周知,登録台数の増大(既に他システムで運用のものはHP 上リンク等), さらなる学外利用促進等について改善すべきとされた。各参画機関や文部科学省は極めて熱心にご対応くださってお り,次年度には改善要求が解けるよう努力しているところである。

本事業が今年度で終了することと会計検査指摘があったことから,当初は次年度以降の展開が危ぶまれたが,会計 検査院からも積極的推進を期待され,各参画機関や文部科学省研究振興局学術機関課と検討し,最終的にはむしろ発 展的に事業を継続することとなった。具体的には,文部科学省が2011年度より進めている設備サポートセンター整 備事業(大学における設備マネジメント機能を強化することにより,教育研究設備の有効活用を促進し,強い人材を 育てるための教育研究環境を整備することを目指したプログラムで,設備サポートセンター設立を支援するもの)と 共同利用推進・人材育成などについて積極的な連携を行うこと,さらには,国立大学法人機器・分析センター協議会 と人材育成などについて積極的な連携を行うことなどを検討中である。2016年度からは第3期中期計画並びに第5 期科学技術基本計画期に入り,国立大学の先端機器共用促進および大学共同利用機関法人の大学機能強化貢献が一層 求められる。全国の設備ネットワークを率先して維持していくことは分子研の責務であり,利便性を追求しつつ本シ ステムの維持発展に努力する所存である。

(4)

5 -2  連携融合事業「エクストリームフォトニクス」 (文部科学省)

平成17年度から理化学研究所との連携融合事業として「エクストリーム ・ フォトニクス」を推進している。「光を 造る」,「光で観る」,「光で制御する」という3つの観点から,両研究所が相補的に協力交流することによって,レーザー 光科学のより一層の進展を図ろうとするプログラムである。分子研側からは,3つの観点のそれぞれにおいて以下の 課題を選定し,いずれも精力的に研究を推進してきた。

(1 ) 「光を造る」

「光波特性制御マイクロチップレーザーの開発」(平等)

「単一サイクル赤外光パルスの発生」(藤) (2 ) 「光で観る」

「エクストリーム近接場時間分解分光法の開発」(岡本) (3 ) 「光で制御する」

「アト秒コヒーレント制御法の開発と応用」(大森)

「高強度極短パルス紫外光を用いた超高速光励起ダイナミックスの観測と制御」(大島)

これらの課題の成果は,既にScience 誌,Nature Physics 誌,Physical Review Letters 誌,Nature Communications 誌な どの超一流の学術誌に度々発表されただけでなく,多数の新聞各紙で取り上げられ社会的にも大きな注目を集めた。 また,フンボルト賞,日本学士院学術奨励賞,日本学術振興会賞,アメリカ物理学会フェロー表彰,国際光学会フェロー 表彰,文部科学大臣表彰若手科学者賞,日本化学会学術賞,日本化学会進歩賞,日本分光学会奨励賞,光科学技術研 究振興財団研究表彰,英国王立化学会PCCP 賞など,多くの権威ある表彰の対象となってきた。また,マイクロチッ プレーザーの開発では,産業界との共同研究が進展した。

この他に,両研究所の研究打合せや成果報告のため,毎年2回,定期的に理研・分子研合同シンポジウムを開催し てきた。平成17年度は,4月に理化学研究所にて第1回の合同研究会を開催した。この研究会では,各参加グルー プのリーダーがそれまでの研究成果を紹介した上で今後の研究計画を披露し,これを中心に議論を行った。これに対 して,11月には「分子イメージングとスペクトロスコピーの接点」を主題とした研究会を行い,より突っ込んだ議 論を進めた。平成18年度は,4月に理化学研究所にて第3回理研・分子研合同シンポジウムを開催した。このシン ポジウムでは特に「エクストリーム波長の発生と応用」を主題とし,テラヘルツ光やフェムト秒X線の発生と利用に ついて議論した。さらに,11月には「コヒーレント光科学」を主題とした第4回の研究会を行い,この⽅面におけ る所外の研究者にも講演を依頼し,より突っ込んだ議論を進めた。平成19年度は,4月に理化学研究所にて「バイ オイメージング」を主題とした第5回シンポジウムを開催した。ここでは,高感度レーザー顕微鏡やテラヘルツ分光 を利用した生体系のイメージングについて議論した。さらに,11月には「先端光源開発と量子科学への応用」を主 題とした第6回シンポジウムを行い,高強度超短パルスレーザーを始めとする先端レーザー光源の開発と,それらを 原子分子クラスターあるいは表面ダイナミクスの観察や制御へと応用した研究成果と今後の展望について議論した。 平成20年度は,5月に理化学研究所にて「イメージング」を主題とした第7回シンポジウムを開催した。ここでは, 超高速分子イメージング;生体分子イメージング;テラヘルツイメージングについて議論した。さらに,11月には

「Ultrafast meets ultracold」を主題とした第8回シンポジウムを行い,超高速コヒーレント制御や極低温分子の生成, およびそれらの融合が生み出す新しい科学に関する研究成果と将来展望について議論した。平成21年度は,5月に 理化学研究所にて「光で繋ぐ理研の基礎科学」を主題とした第9回シンポジウムを開催した。ここでは,これまでに

(5)

本事業によって推進された理研の光科学研究の成果を総括するとともに,今後の展開についての意見交換が行われた。 さらに,11月には蒲郡にて分子科学研究所が主催で「凝縮系における量子の世界」を主題とした第10回シンポジウ ムを行い,固体やナノ構造体の量子性を対象にした新しい研究領域の可能性について議論した。平成22年度は,10 月に理化学研究所にて「顕微分光技術と生物科学との接点」を主題とした第11回シンポジウムを開催した。平成23 年度は,6月に理化学研究所にて第12回シンポジウムを開催した。東日本大震災の影響や夏場の電力事情等も考慮し, 発表者は理研及び分子研のメンバーに限定するなど,例年よりも若干小規模なシンポジウムとなった。特に今後の研 究グループ間の研究交流をより促進することを目指し,各グループの若手・中堅研究者を主体にしたプログラム構成 とした。いずれのシンポジウムにおいても,両研究所内外の研究者に講演を依頼し,関連分野の先端について深い議 論を行ってきた。平成24−27年度は,理研が光拠点シンポジウムの幹事業務やエクストリームフォトニクス事業の 中間評価等で忙しかったため, 合同シンポジウムは開催していない。

また,このプログラムを中心に,所内に日常的な議論の場としての光分子科学フォーラムを設け,光分子科学の進 展を図っている。

光分子科学フォーラム開催一覧(平成27年度)

回 開催日 テーマ 講演者

61 2015. 7. 1 Pulse-Shape Dynamics in Synchronously Pumped OPO's

Ryan Hamerly

 (PhD Candidate, Stanford University)

(6)

5 -3  イメージング・サイエンス(自然科学研究機構)

5 -3 -1  経緯と現状

研究所の法人化に伴い5研究所を擁する自然科学研究機構が発足し,5研究所をまたぐ新研究領域創成の一つのプ ロジェクトとして「イメージング・サイエンス」が取り上げられることとなった。以下に,その経緯と現状について 述べる。

平成16年度に機構が発足した後,研究連携室で議論がなされ,機構内連携の一つのテーマとして「イメージング・ サイエンス」を立ち上げることが決定された。連携室員の中から数名の他に,各研究所からイメージングに関連する 研究を行っている教授・准教授1〜2名が招集され,「イメージング・サイエンス」小委員会として,公開シンポジ ウムその他プロジェクトの推進を担当することとなった。

平成17年8月の公開シンポジウム(後述)の後,小委員会において,本プロジェクトの具体的な推進について議 論を行った。この機会に,各研究所が持つ独自のバックグラウンドを元に,それらを結集して,広い分野にわたる波 及効果をもたらすような,新しいイメージング計測・解析法の萌芽を見いだすことが理想,という議論がなされた。

それに向けた⽅策として,機構内の複数の研究所にまたがる,イメージングに関連する具体的な連携研究テーマを いくつか立てる案を連携室に提案したが,予算の問題等もあってこれは実現しなかった。

その後,機構の特別教育研究経費「分野間連携による学際的・国際的研究拠点形成」の新分野創成型連携プロジェ クトの項目として,イメージングに関連した研究所をまたがる提案が数件採択・実施された(「イメージング・サイ エンス—超高圧位相差電子顕微鏡をベースとした光顕・電顕相関3次元イメージング—」など)。これが上述の提案 に代わるものとして,「イメージング・サイエンス」に係る具体的な機構内連携研究を推進した。平成20年度には, 岡崎統合バイオサイエンスセンター(生理研)の永山教授(当時)を中心に再編された小委員会が招集され,国立天 文台に設置された一般市民向け立体視動画シアター「4D2U」(4-dimensional to you)を利用した,広報コンテンツ作 成に関する検討が開始された。5研究所がもつイメージングデータを元に,機構の研究成果を一般市民向けに解説す る立体動画集の制作を目論んだ(現在提供されているコンテンツは宇宙関係のもののみ)。同時に,イメージングを 中心とした機構内連携の新たな展開について議論を行っている。平成21年度に機構本部の下に,5研究所が連携し て自然科学の新しい分野や問題を発掘することを目指して,新分野創成センターが設置され,その中にブレインサイ エンス研究分野及びイメージングサイエンス研究分野がおかれた。イメージングサイエンス研究分野は5研究所から 1名ずつの併任教授が就任した(平成24年度から各研究所2名ずつに増員された)。また外部からの任期付き客員教 授1名及び実動部隊としての博士研究員若干名を公募し,上述のようなイメージングコンテンツの新たな表示法や, イメージからの特徴抽出の手法等の開発を推進することとなった。客員教授及び特任助教,博士研究員が,実際の活 動を行ってきたが,客員教授は平成25年度で任期を終了し,現在特任助教2名が活動を継続している。平成22年度 には,イメージングサイエンス研究分野所属の研究者と,関連する分野の大学の研究者が集まり,新たな「画像科学」 を展開する研究領域を立ち上げて,その活動の模索を開始した。また,機構内でイメージングサイエンスに関わる研 究プロジェクトを公募し,平成24年度は9件のプロジェクト研究と3件の研究会,平成25年度は5件のプロジェク ト研究と3件の研究会が採択された。平成26年度からは研究プロジェクトの公募形態が大幅に変更され,所外の大 学等に属する研究者が研究代表者として応募可能となり,また研究会はプロジェクト研究と同じ枠で公募・採択する こととなった。平成26年度は7件のプロジェクト(内1件はトレーニングコース開催)が,平成27年度は8件のプ ロジェクト(内1件はトレーニングコース開催)が採択された。

(7)

5 -3 -2  実施された主な行事

このプロジェクトの具体的な最初の行事として,各研究所のイメージングに関わる興味の対象と研究ポテンシャル を,5研究所が互いに知ることを目的として,「イメージング・サイエンス」に関する公開シンポジウムを開催する こととなった。平成17年8月8日−9日に,「連携研究プロジェクトImaging Science 第1回シンポジウム」として, 公開シンポジウムが岡崎コンファレンスセンターで開催された。このシンポジウムでは,天文学,核融合科学,基礎 生物学,生理学,分子科学におけるイメージング関連研究に関する,機構内外の講師による16件の講演,及び今後 の分野間連携研究に関する全体討論が行われた。参加者は機構外36名,機構内148名,大学院生80名,合計264 名を数えた。また,講演と全体討論の内容は,175 ページのプロシーディングス(日本語)としてまとめられ,同年 12月に発行された。この機会によって機構内のイメージング・サイエンス関連研究に関する研究所間の相互理解が 進み,その後の機構内連携研究の推進に相当に寄与したと考えられる。

平成18年3月21日には,立花隆氏のコーディネート,自然科学研究機構主催で「自然科学の挑戦シンポジウム」 が東京・大手町で開催された。これは,一般の市民を対象に,機構の研究アクティビティーをアピールすることを目 的として,立花氏が企画して実現したもので,当日は約600名収容の会場がほぼ満席となる参加があった。このシン ポジウムの中で,「21世紀はイメージング・サイエンスの時代」と称して,イメージングを主題とするパネルディス カッションが組まれた。ここにはパネラーとして「イメージング・サイエンス」小委員会委員を中心とする講師によっ て,5研究所全てから,各研究所で行われているイメージング関連の研究の例が紹介され,最後に講師が集まりパネ ルディスカッションが開かれた。このシンポジウムの記録の出版は諸々の事情で遅れていたが,平成20年度にクバ プロから出版された。

平成18年12月5日−8日には,第16回国際土岐コンファレンス(核融合科学を中心とする国際研究集会)が核 融合研究所主催で土岐市において開催された。この会議ではサブテーマが“ Advanced Imaging and Plasma Diagnostics” とされ,プラズマ科学に限らず,天文学,生物学,原子・分子科学を含む広い分野におけるイメージング一般に関す るシンポジウムとポスターセッションが企画された。分子科学研究所からも,数名が参加し,講演及びポスター発表 を行った。また平成19年8月23日−24日には,「画像計測研究会2007」が核融合科学研究所一般共同研究の一環 として,核融合科学研究所において開催された。平成20年11月10日−13日には,第39回生理研国際シンポジウ ムとして,“ Frontiers of Biological Imaging—Synergy of the Advanced Techniques” が開催され,機構内のイメージングに 関わる研究者も数名(分子研1名)が講演を行った。平成22年3月21日には,再び立花隆氏のコーディネートによ る自然科学研究機構シンポジウム(東京で開催)において,イメージングサイエンスを取り上げた。平成22年12月 28日には,核融合科学研究所において,イメージングサイエンス研究分野所属の研究教育職員と様々な関連分野の 全国から研究者が集まり,「画像科学シンポジウム」が開催された。平成24年3月5,6日には,岡崎コンファレン スセンターにおいて,基生研バイオイメージングフォーラムと合同で「画像科学シンポジウム」が開催された。平成 25年4月10日には,2名の特任助教による公開セミナーも実施され,画像処理ソフトウェアの開発にまつわる現状 と課題が紹介された。平成26年には2名の特任助教がオーガナイザーとなり,第47回日本発生生物学会テクニカル ワークショップ「Fundamentals of quantitative image analysis」(5月27日)及び「バイオイメージ・インフォマティク スワークショップ2014」(6月9日−10日)が開催された。平成27年には同様に「生物画像データ解析トレーニ ングコース」(12月7日−9日)が開催された。

(8)

5 -4  シミュレーションによる「自然科学における階層と全体」に関する

新たな学術分野の開拓(自然科学研究機構)

本プロジェクトでは,分子スケールから固体物質や生体分子にわたる物性や機能発現の解析に加え,分子の集団運 動と反応との関係,生体分子における揺らぎの下で起こる確実な機能発現や多様な状態・構造変化間の相関などに関 する理論・計算および実験研究により分子システムの物性・機能の解明,階層を貫く分子ダイナミクスの解析・観測 法の開拓に関する国際研究拠点形成を目指す。また,研究活動の一環として,理論・計算科学に関するセミナーを開 催した。さらに,理論および計算分子科学に関する人材育成を目的として,分子シミュレーションおよび電子状態理 論に関する講習会を開催した。

以上の国際研究拠点形成活動に加え,自然界における階層と全体の取り組みとして,天文学や核融合科学の分野で 行われている計算科学研究に関する⽅法論的および概念的な共通項を探るとともに,他分野のアイディアの導入によ る研究の展開を目指した活動も進めている。今年度はMD シミュレーションとその応用,アストロバイオロジー,プ ラズマ物理などに関する国際シンポジウムを2月5,6日に国立天文台で開催した。

(9)

5 -5  ナノテクノロジープラットフォームプログラム

「分子・物質合成プラットフォーム」 (文部科学省)

平成24年度7月より,文部科学省「ナノテクノロジープラットフォームプログラム」事業が開始された。この事 業は,ナノテクノロジーに関する最先端の研究設備とその活用のノウハウを有する機関が緊密に連携して,全国的な 設備の共用体制を共同で構築するものである。本事業を通じて,産学官の多様な利用者による設備の共同利用を促進 し,産業界や研究現場が有する技術的課題の解決へのアプローチを提供するとともに,産学官連携や異分野融合を推 進することを目的としている。本プラットフォームは,ナノテクノロジー関連科学技術において基本となる3つの技 術領域,微細構造解析,微細加工,分子・物質合成から成る。分子科学研究所は,分子・物質合成プラットフォーム の代表機関として本事業に参画している。

分子・物質合成プラットフォームの参加機関は,千歳科学技術大学,東北大学,物質・材料研究機構,北陸先端科 学技術大学院大学,信州大学,名古屋大学,名古屋工業大学,大阪大学,奈良先端科学技術大学院大学,九州大学と 自然科学研究機構分子科学研究所である。本プラットフォームは,ナノテクノロジー分子・物質合成に要求される先 端機器群を供給し,産官学の研究者を問わず,また,設備利用に留まらず,合成に関するノウハウの提供,データの 解析等も含めた総合的な支援を実施している。また,10年にわたって最先端研究ニーズに応えるため,成果公開型 支援の利用料だけでなく,成果非公開型支援による収入を獲得し,そして,利用者の成果が新しい利用者を呼び,全 国から多くの先端研究者が自ずから集う先端ナノテク分子・物質合成拠点を形成し,支援者と利用者双⽅の若手を育 成できる環境を構築することを目標にしている。

表1には平成27年度の支援装置・プログラム一覧を示した。平成27年度は,平成24年度ナノテクノロジープラッ トフォーム補正予算で導入されたマスクレス露光装置,3次元光学プロファイラーシステム,低真空分析走査電子顕 微鏡,機能性材料バンド構造顕微分析システム,X線溶液散乱を新たに利用に供し,これに加えて,合成支援強化と して金属錯体の合成・機能評価支援,無機材料の合成・物性評価支援を始動した。表2には平成27年度の採択課題 一覧,表3には平成27年度採択・実施件数日数(平成27年4月1日〜12月31日実施分)を示した。

表1 平成27年度支援装置・プログラム一覧(分子科学研究所担当分)

支援装置・プログラム 装置・プログラムの概要 支援責任者 所属

軟 X 線 磁 気 円 二 色 性 分 光

XMCD)

XMCD は,UVSOR BL4B を用いた極低温高磁場X線磁気円二

色性測定システム。薄膜作製用試料準備槽つき。利用エネルギー 200–1000 eV,試料温度 5–60 K,磁場± 5 T(± 7 T まで一応可

能)。作成した薄膜等を大気に曝すことなくそのまま元素選択 磁性測定したい場合に有効。

[UVSOR-III BL4B(100–1000 eV 円偏光),超伝導磁石;JANIS 社製7THM-SOM-UHV(± 7 T, 5 K) 試料作製槽 LEED/AES, 蒸着などを装備]

小杉信博施設長 横山利彦教授 高木康多助教 上村洋平助教

UVSOR

物質分子科学 物質分子科学 物質分子科学

走 査 型 透 過 軟 X 線 顕 微 鏡

STXM)

STXM は,UVSOR BL4U を用いて顕微X線吸収微細構造解析

による空間分解能30 nm での化学状態分析とそのマッピングの 利用・解析を支援。エネルギーは100–700 eV までが利用可能で, 主 と し て 炭 素, 酸 素, 窒 素 の 軽 元 素 が 主 な タ ー ゲ ッ ト。 ま た, 水中雰囲気での試料の高分解能観察も可能。

[UVSOR-III BL4U(100–700 eV)利用,Bruker 社製(空間分解 能30 nm),測定雰囲気(高真空〜常圧)]

小杉信博施設長 大東琢治助教 稲垣裕一技術支援員

UVSOR UVSOR UVSOR

(10)

マ イ ク ロ ス ト ラ ク チ ャ ー 製作・評価支援

マスクレス露光装置((DL-1000/IMC)段差計付き

マスクレス露光装置は,任意の形状をフォトマスクなしで直接 描画する装置。光源は405nmLED で,露光範囲 100 mm × 100 mm,最小線幅 1 μ m の描画が可能。段差計は,150 mm までの

領域でステッチングなしで測定可能。その他にも,精密温湿度 調整付きのイエロークリーンブースは,フォトリソグラフィー に関する一連の作業(基板洗浄,各種レジスト塗布,露光,現像, アッシング,エッチング)に利用可能。

[マスクレス露光装置(ナノシステムソリューションズDL-1000/ IMC),段差計(KLA Tencor P7),精密温度調整機能付クリー ンブース,マスクアライナー(ミカサ社製MA-10),スピンコー ター(ミカサ社製MS-A100)

山本浩史室長 鈴井光一課長 青山正樹技術職員 高田紀子技術職員 中野路子技術職員

装置開発室 技術課 装置開発室 装置開発室 装置開発室

3次元光学プロファイラーシステム(Nexview)

3次元光学プロファイラーシステム(ZYGO Nexview)は,非接 触で表面の3次元形状測定,表面粗さ測定を行う装置。つなぎ 合 わ せ 機 能 に よ り □ 46.5 mm 範囲の3次元形状測定や,Ra0.1 nm 以下の超精密研磨面の測定,透明膜の厚さ測定(1 μ m 以上)

などが可能。X-Y ステージ可動範囲 200 mm × 200 mm。Z 軸可 動範囲100 mm

[精密温度調整機能付クリーンブース]

山本浩史室長 鈴井光一課長 青山正樹技術職員 近藤聖彦技術職員

装置開発室 技術課 装置開発室 装置開発室

装置開発 市販品では実現できない研究用装置類の金属工作図面作成,電 気電子回路設計,それらの製作および性能評価

【付帯設備】

NC フ ラ イ ス 盤(BN5-85A6 牧 野 フ ラ イ ス )NC 旋 盤(SUPER QUICK TURN 100MY Mazak),電子ビーム溶接機(EBW(1.5)500

× 400 × 500 日本電気),プリント基板加工機(Accurate A427A) 構造解析ソフト(ANSYS DesignSpace アンシス・ジャパン)など 各種工作機器

山本浩史室長 青山正樹技術職員 吉田久史技術職員

装置開発室 装置開発室 装置開発室

高分解能透過型電子顕微鏡 ナノ粒子などの構造および電子状態解析のための電界放出型エ ネルギーフィルター高分解能透過電子顕微鏡。JEOLJEM-3200, 粒子像分解能0.17 nm,格子像分解能 0.10 nm。

[日本電子社製JEM-3100FEF(300kV,粒子分解能 0.17 nm)

横山利彦センター長 上田 正技術職員 伊木志成子技術支援員

機器センター 機器センター 機器センター

電解放射走査電子顕微鏡 走査電子顕微鏡を提供。主に施設利用に対応。

[JEOL JSM-6700F(試料 4 インチまで,EDS 付)

横山利彦センター長 中尾 聡研究員

機器センター 物質分子科学 集束イオンビーム加工機 集束イオンビーム加工を提供。主に施設利用に対応。

[JEOL JEM-9310FIB(試料 1 インチまで,SEM,TEM 加工可)

横山利彦センター長 中尾 聡研究員

機器センター 物質分子科学 低真空分析走査電子顕微鏡 幅広い試料に対する,SEM 観察と EDS 元素分析の環境を提供。

SEM 本体は,日立ハイテクノロジー社製 SU6600。10 〜 300Pa

の低真空観察に対応し,絶縁性試料を導電処理なしで観察可能。 分解能は,高真空1.2 nm (30 kV),低真空 3.0 nm (30 kV)。EDS 分析装置は,BrukerAXS 社製 XFlash5060FQ 及び XFlash6|10。 表面凹凸の影ができにくく高感度なEDS 検出器を搭載。温度を –20 〜 50℃程度で変えられるステージも利用可能。

[ 日 立 ハ イ テ ク ノ ロ ジ ー 社 製SU6600(ショットキー型電子銃, 空 間 分 解 能1.2 nm (30 kV),3.0 nm (1 kV)), 低 真 空 機 能EDS

(BrukerAXS 社製 FQ5060/XFlash6)

横山利彦センター長 中尾 聡研究員 酒井雅弘技術職員

機器センター 物質分子科学 UVSOR

単結晶X線回折 Rigaku 社製 MERCURY CCD-1・R-AXIS IV,MERCURY CCD-2

[X線源Mo, 50 kV・100 mA (5 kW),検出器 MERCURY CCD, 温度可変100–400 K]

横山利彦センター長 藤原基靖技術職員

機器センター 機器センター

(11)

単結晶X線回折(微小結晶) 微小結晶/Rigaku MERCURY CCD-3

[MoKα,コリメータ Φ 0.3 mm,100 K–RT,24–100 K]

横山利彦センター長 岡野芳則技術職員

機器センター 機器センター 粉末X線回折 Rigaku 社製 RINT-UltimaIII

[X線源Cu 管球,光学系;集中法,平行ビーム法,小角散乱,

検出器;シンチレーションカウンタ,オプション;低温試料台他]

横山利彦センター長 藤原基靖技術職員

機器センター 機器センター

X線溶液散乱計測システム X線小角散乱による溶液状試料(タンパク質,ミセル,コロイ ドなど)の構造解析・生体高分子試料の状態診断支援(回転半径, 形状,分子質量,距離分布関数など)

・溶液散乱データの解析・解釈支援

・放射光施設での実験に向けた試料の前評価,計画立案支援

横山利彦センター長 秋山修志教授 向山 厚助教

機器センター 協奏分子センター 協奏分子センター

蛍光X線分析 JEOL JSX-3400RII Na-U, RhKα 横山利彦センター長 上田 正技術職員

機器センター 機器センター 機 能 性 材 料 バ ン ド 構 造 顕

微分析システム

静電半球型アナライザーを用いた機能性材料の価電子バンド構 造測定システム。ディフレクターを使用することで2次元波数 空間マッピングを行うことが可能。薄膜作製用真空チェンバー, 試料表面処理チェンバー(電子衝撃加熱,通電加熱,Ar+スパッ タ が 可 能 ), 電 子 線 回 折 装 置, 劈 開 機 構 を 利 用 す る こ と が で き るため, 様々な機能性材料の測定に対応。

小杉信博教授 解良 聡教授 田中清尚准教授 山根宏之助教 出田真一郎助教

光分子科学 光分子科学 UVSOR

光分子科学 UVSOR

X線光電子分光 汎用のX線光電子分光器(Al,Mg-Kα 線利用)を提供。施設利 用として気軽に利用いただける。

[電子分光器 Omicron 社製 EA-125(ツインアノードX線源)

横山利彦センター長 小杉信博教授 酒井雅弘技術職員

機器センター 光分子科学 UVSOR

電子スピン共鳴 電子スピンの分布や相互作用,ダイナミクスの解析支援。Bruker 社製ESR EMX(X-band)ESR E500(X-band)ESR E680(W-band, X-band)を提供。ESR E680 では,通常の X-band CW-ESR 以外

にも,多周波数(Q-, W-band),多種測定(パルス,多重共鳴) が可能。

[Bruker ESR E680(ハイブリッド磁石(超伝導 6 T,常伝導3.5 T) 3.8–300 K,Q-band パルス ENDOR & ELDORR,X-band パルス ENDOR)]

横山利彦センター長 中村敏和准教授 藤原基靖技術職員

機器センター 物質分子科学 機器センター

SQUID 型磁化測定装置 SQUID 型 磁 化 測 定 装 置(Quantum Design 社 製 MPMS-7, MPMS-XL7)により,高感度磁化測定が可能。DC 測定に加え, AC 測定や光照射・圧力下の測定も可能。その他,超低磁場や

角度回転オプションも利用可能。

[QuantumDesign 社製 MPMS-7(± 7 T,2–400 K,300–800 K,DC) QuantumuDesign 社製 MPMS-XL7(± 7 T,2–400 K,DC&AC)

横山利彦センター長 藤原基靖技術職員

機器センター 機器センター

示 差 走 査 型 カ ロ リ メ ー ター(溶液)

MicroCal VP-DSC 1–130 °C(生体試料に特化) 横山利彦センター長 牧田誠二技術職員 長尾春代技術支援員

機器センター 機器センター 機器センター 等 温 滴 定 型 カ ロ リ メ ー

ター(溶液)

MicroCal iTC200 2–80 °C 横山利彦センター長

牧田誠二技術職員 長尾春代技術支援員

機器センター 機器センター 機器センター 熱分析装置(固体,粉末)TA Instruments 社製 TGA2950,SDT2960,DSC2920

[温度範囲TGA:室温 –1000 °C,SDT:室温 –1500 °C,DSC: –130–600 °C]

横山利彦センター長 藤原基靖技術職員

機器センター 機器センター

MALDI-TOF 質量分析 Applied Biosystems Voyager DE-STR

[≥ 300,000Da]

横山利彦センター長 牧田誠二技術職員

機器センター 機器センター

(12)

顕微ラマン分光 顕微ラマン分光システムによる分子構造,局所結晶構造解析を 支援。コンフォーカル光学系+冷却CCD による高空間分解能, 高感度観測。488 nm から 785 nm までの励起波長選択,ヘリウ ム温度までの試料冷却が可能。

[RENISHAW inVia Reflex(488,532,633,785 nm,100–3200 cm–1,分解能:面内1 μ m,深度 2 μ m,3.2–500 K)

横山利彦センター長 山本浩史教授 賣市幹大技術職員

機器センター 協奏分子センター 協奏分子センター

FT 遠赤外分光 FT-IR 分光器による遠赤外スペクトル測定支援。格子フォノン,

分子ねじれ振動などの集団運動や分子間水素結合,配位結合等 の弱い結合による光学モードを検出。

横山利彦センター長 山本浩史教授 賣市幹大技術職員

機器センター 協奏分子センター 協奏分子センター 蛍光分光 HORIBA SPEX Fluorolog 3-21

[Xe ランプ 250–1500 nm]

横山利彦センター長 上田 正技術職員

機器センター 機器センター 可視紫外分光 Hitachi U-3500

[200–3200 nm]

横山利彦センター長 上田 正技術職員

機器センター 機器センター 円二色性分散 JASCO J-720WI

[165–1100 nm]

横山利彦センター長 牧田誠二技術職員

機器センター 機器センター ピコ秒レーザー Spectra-Physics, Quantronix Millennia-Tsunami, TITAN-TOPAS

[490–800 nm, 1180–1700 nm, RGA 1.5 W @790 nm, <5 ps, 1 kHz]

横山利彦センター長 上田 正技術職員

機器センター 機器センター ナ ノ 秒 エ キ シ マ ー 励 起 色

素レーザー

エキシマー励起色素レーザー

[Coherent Compex Pro 110, Lambda Physik LPD3002 320–970 nm, 260–348 nm, 10 mJ@580 nm, 1 mJ@290 nm, <10 ns, single-shot–50 Hz]

横山利彦センター長 山中孝弥課長補佐

機器センター 技術課

ナノ秒Nd:YAG 励起 OPO レーザー

Nd:YAG 励起 OPO レーザー

[Spectra-Physics, Lambda Physik GCR-250, ScanmateOPPO, 426– 710 nm, 710 nm-2135 nm, 10 mJ@580 nm, 12 ns, 10 Hz]

横山利彦センター長 山中孝弥課長補佐

機器センター 技術課

ナ ノ 秒 フ ッ 素 系 エ キ シ マーレーザー

フッ素系エキシマーレーザー

[Lambda Physik Compex110F, 193 nm 200 mJ, 248 nm 400 mJ, 351 nm 150 mJ, single-shot–100 Hz]

横山利彦センター長 山中孝弥課長補佐

機器センター 技術課

920MHz NMR 920MHz NMR による難結晶性蛋白,固体ナノ触媒,有機−無機

複合コンポジット,カーボンナノチューブ,巨大天然分子など の精密構造解析支援。現状世界最高性能の920MHz NMR。固体, 多次元,3重共鳴にも対応。

[日本電子社製JMN-ECA920(溶液・固体両用)

横山利彦センター長 加藤晃一教授 西村勝之准教授 奥下慶子特任助教

機器センター 生命・錯体分子科学 物質分子科学 物質分子科学

800MHz クライオプロー

ブ溶液NMR

800MHz 溶液 NMR による生体分子複合体をはじめとする低溶

解性物質などの高感度・高分解能測定支援。極低温プローブに よる1H-13C-15N 三重共鳴測定に対応。

[Bruker AVANCE 800US(溶液,クライオプローブ)

横山利彦センター長 加藤晃一教授 山口拓実助教

機器センター 生命・錯体分子科学 生命・錯体分子科学

600MHz 固体 NMR 600MHz 固体 NMR による蛋白などの生体分子,有機材料,天然

物などの精密構造解析支援。1H-13C-15N 三重共鳴実験まで対応。

[Bruker AVANCE 600(固体)

横山利彦センター長 西村勝之准教授 奥下慶子特任助教

機器センター 物質分子科学 物質分子科学 600MHz 溶液 NMR 1H 600MHz 溶液

[JEOL JNM-ECA600]

横山利彦センター長 牧田誠二技術職員 長尾春代技術支援員

機器センター 機器センター 機器センター 機 能 性 分 子 シ ス テ ム 創 製

(太陽電池)

有機半導体を用いた有機薄膜太陽電池の作製・評価を支援。結 晶析出昇華精製装置による有機半導体の超高純度化,真空蒸着 装置によるセル作製,擬似太陽光源を用いた太陽電池特性評価, 光電流アクションスペクトル,等の測定が可能。また,SEM, XPS,AFM 等による,有機半導体薄膜の評価が可能。

[有機薄膜ナノ構造太陽電池の設計・製作・各種評価]

平本昌宏教授 物質分子科学

(13)

機 能 性 分 子 シ ス テ ム 創 製

(有機FET)

分子性伝導体や有機分子を用いたトランジスタの作製・評価を 支援。電気分解による単結晶成長,レーザー加工によるデバイ ス作製,低温・磁場下における輸送特性測定および顕微反射赤 外による物性の評価が可能。

[有機FET の設計・製作・各種評価,有機伝導体半導体合成]

山本浩史教授 須田理行助教

協奏分子センター 協奏分子センター

機 能 性 分 子 シ ス テ ム 創 製

(有機合成)

機能性有機ナノ材料,金属半導体クラスター,生体系を規範と した有機ソフトナノ分子などの合成経路探索設計。

[バッキーボウル分子合成,有機合成触媒創製評価]

横山利彦センター長 東林修平助教

機器センター 協奏分子センター

機 能 性 分 子 シ ス テ ム 創 製

(大規模量子化学計算)

機能性ナノ分子の励起状態やナノ微粒子触媒の反応機構に関す る電子状態計算。

[高精度ナノ構造電子状態計算]

江原正博教授 福田良一助教

理論・計算分子科学 理論・計算分子科学

機 能 性 分 子 シ ス テ ム 創 製

(磁性薄膜作製評価)

超高真空中で磁性薄膜等を作成し,in situ 磁気光学 Kerr 効果に よる評価,ならびに,紫外レーザー磁気円二色性光電子顕微鏡

(UV MCD PEEM)によるナノ磁気構造評価を行う。

[超高真空下での磁性薄膜作成・磁気光学Kerr 効果によるその 場観察評価。紫外レーザー磁気円二色性光電子顕微鏡も利用可]

横山利彦教授 高木康多助教 上村洋平助教

物質分子科学 物質分子科学 物質分子科学

機 能 性 分 子 シ ス テ ム 創 製

(金属錯体)

金 属 錯 体 の 設 計, 合 成, 構 造 解 析 お よ び 触 媒 機 能 評 価 を 支 援。 電気化学的および光化学的な小分子活性化や物質変換反応の評 価が可能。

[ 金 属 錯 体 の 設 計, 合 成, 構 造 解 析。 電 極 触 媒 機 能 評 価, 光 触 媒機能評価]

正岡重行准教授 近藤美欧助教

生命・錯体分子科学 生命・錯体分子科学

機 能 性 分 子 シ ス テ ム 創 製

(無機材料)

無機材料の合成と結晶構造・物性の評価を支援。超高圧装置を 利用した高温・高圧下での物質合成,X線回折による結晶構造 解析,温度・雰囲気制御下での電気化学的物性評価が可能。

[無機材料の設計・合成・各種評価]

小林玄器特任准教授 協奏分子センター

表2 2015年度(平成27年度)採択課題一覧 分子科学研究所担当分(平成27年12月31日現在) (1 ) 協力研究

課 題 名 支援機器等 代 表 者

液体ゲートを用いた分子性伝導体に対する高密度キャリアドーピング バッキーボウルユニットを導入したTTF 誘導体の物性研究

オルガノゲル薄膜の構造解析と塗布型材料としての展開

ディラック電子系分子性導体への静電キャリア注入を目的とした電界 効果トランジスタ作製および物性評価

920MHz 超高磁場 NMR によるアミロイドβ ペプチドの重合開始機構 の構造生物学的基盤の解明

マルチフェロイック物質CuB2O4ESR による研究 スイッチング機能を有する分子性錯体の光応答 トポロジカル表面状態に対する表面酸化層の影響

分子性ディラック電子系 α-(BEDT-TTF)2I3の角度分解光電子分光実験 ジスルフィド結合が制御するタンパク質の溶液構造

バッキーボウル分子のレーザー分光

X線小角散乱法によるPDI ファミリー酵素とそのパートナー酵素との 複合体の構造解析

カチノン系危険ドラッグの代謝物のジアステレオ選択的な合成 縮退π集積材料を用いた有機FET 素子の開発

多周波ESR による照射食品の計測研究

川 椙  義 高 櫻 井  英 博 西 山   桂 田 嶋  尚 也 柳 澤  勝 彦 太 田   仁 高 橋  一 志 大 坪  嘉 之 田 嶋  尚 也 古 川  良 明 国 重  沙 知 奥 村  正 樹 辻 川  健 治 佐 藤  宗 太 鵜 飼  光 子 理化学研究所

大阪大学大学院工学研究科 島根大学教育学部 東邦大学理学部

国立長寿医療センター研究所 神戸大学分子フォトサイエンス 研究センター

神戸大学大学院理学研究科 大阪大学大学院生命機能研究科 東邦大学理学部

慶應義塾大学理工学部 京都大学大学院理学研究科 東北大学多元物質科学研究所 科学警察研究所法科学第三部 東北大学原子分子材料科学高等 研究機構

北海道教育大学大学院教育学研 究科

有機FET 有機FET 太陽電池 有機FET 920MHz NMR 800MHz NMR ESR E680

有機FET ARUPS ARUPS SAXS

有機合成 SAXS

有機合成 有機FET ESR E680

(14)

(2 ) 施設利用

課 題 名 支援機器等 代 表 者

水素結合性磁性体の合成,構造解析および磁性研究

新規ポリオキソメタレート錯体の電気化学的酸化還元反応メカニズム の解析

ラマン分光法による骨粗鬆症モデルの解析

多周波ESR 法による祖先型光合成反応中心の反応解析

白金族触媒からの単層カーボンナノチューブ作製と構造評価に関する 研究

藤 田   渉

上 田  忠 治 大 嶋  佑 介 武 藤  梨 沙 丸 山  隆 浩 名古屋市立大学大学院システム

自然科学研究科

高知大学教育研究部 愛媛大学大学院医学系研究科 大阪大学蛋白質研究所 名城大学理工学部 ESR E500

SQUID-MS7 SQUID-XL7 600NMR 固体 ラマン FT ESR EMX

ラマン ESR E680

ラマン ESCA TEM SEM FIB 低SEM 再生医療材料開発のための新規NMR 解析システムの構築と絹人工血

管開発への応用

受容体輸送タンパク質RTP による嗅覚受容体の機能発現機構の解析 CMP 加工により表面処理を施した SiC 上のグラフェン電子状態の直 接観測

Theoretical Studies on the Catalytic Reactions on Nanoclusters, and Effect of Substrate Adsorption on the Stabilities of Nanoparticles

硬度を変化させた細胞培養用PDMS シートの開発 免疫調節活性を持つ分子の構造解析

インドールプレニル基転移酵素のNMR 解析 Spirulina platensisの高磁場固体NMR による構造解析

カーボンブラック充填ポリイソプレンゴムの超高磁場固体NMR によ る構造解析

ナノポーラス非晶質アルミナの構造解析 結晶性イオン導電材料の結合状態解析

赤痢菌エフェクターによる宿主防御反応阻害機構の解析 フォトクロミズムを示す液晶性ビオロゲンの電気化学測定 非弾性散乱トンネル電流による有機伝導体単結晶表面の局所励起 蒸着法によるリチウム二次電池用Li 金属負極の開発

架橋アゾベンゼン液晶高分子の極低温における光屈曲挙動の解明 縮環π電子系化合物の励起状態構造およびエネルギー計算 光学測定用歪み導入機構

磁性絶縁体/トポロジカル絶縁体薄膜ヘテロ構造・超格子の電子状態 閾値光電子磁気円二色性を用いたチタン酸化物の表面・界面強磁性に 関する研究

標的結合ペプチドのゆらぎを制御する足場タンパク質の分子基盤解明 高磁場NMR を用いた薬剤−生体分子複合体の構造解析

HECT ユビキチンリガーゼによるユビキチン鎖重合の分子基盤

有機半導体・無機半導体界面のエネルギー準位接合波数分解測定 Theoretical Studies on the Reaction Mechanism of Fullerenes and Metallofullerenes

ナノカーボン(グラフェン・カーボンナノチューブ)とポリマーのコ ンポジット材料における電子励起状態研究

二ホウ化物薄膜上エピタキシャルゲルマネンの電子状態測定

920MHz NMR 600NMR 固体 920MHz NMR 800MHz NMR ARUPS

量子計算 装置開発 920MHz NMR 600MHz NMR 920MHz NMR 600NMR 固体 920MHz NMR 600NMR 固体 920MHz NMR 600NMR 固体

無機材料 無機材料 920MHz NMR 800MHz NMR 無機材料 金属錯体 無機材料 有機FET 量子計算 装置開発 ARUPS

磁性薄膜 920MHz NMR 800MHz NMR 920MHz NMR 800MHz NMR 920MHz NMR 800MHz NMR ARUPS

量子計算 量子計算 ARUPS

東京農工大学大学院工学研究院 東京農工大学大学院工学府 名古屋工業大学大学院工学研究科 International Institute of Information Technology

岡崎統合バイオサイエンスセンター 慶應義塾大学理工学部 富山大学和漢医薬学総合研究所 東京工業大学フロンティア研究 機構

防衛大学校応用化学科 工学院大学先進工学部 東京工業大学総合理工学研究科 兵庫県立大学大学院生命理学研 究科

東京理科大学理学部 関西学院大学理工学部 三重大学大学院工学研究科 中央大学研究開発機構 名古屋工業大学大学院物質工学 専攻

早稲田大学理工学術院先進理工 学部

東京工業大学大学院理工学研究科 東京大学物性研究所

東京工業大学生命理工学研究科 浜松医科大学医学部

名古屋大学環境医学研究所 千葉大学大学院融合科学研究科 Institute for Chemical Physics and Xi'an Jiaotong University, China

関西学院大学理工学部 北陸先端科学技術大学院大学マ テルアルサイエンス研究科

朝 倉  哲 郎 養 王 田 正 文 宮 崎  秀 俊 U. Deva Priyakumar

冨 田  拓 郎 藤 本 ゆ か り 森 田  洋 行 鎌 田  香 織 浅 野  敦 志 橋 本  英 樹 鈴 木  耕 太 水 島  恒 裕 中  裕 美 子 田 中  大 輔 松 田  泰 明 宇 部   達 高 木  幸 治 竹 延  大 志 平 原   徹 谷 内  敏 之 門 之 園 哲 哉 近 藤   豪 増 田  雄 司 吉 田  弘 幸 Xiang Zhao

(趙翔) 尾 崎  幸 洋 高 村 由 起 子

(15)

多周波EPR 法を用いた光合成酸素発生系高酸化状態の解析

新規電子供与体を成分とする導電性有機材料の構造と物性に関する研究 NMR 装置を用いたタンパク質複合体および複合糖質の構造解析

ドープ型BiFeO3ナノ粒子の合成及び磁化特性に関する研究 金属錯体分子の相転移挙動解析

グラフェン壁を有する三次元構造体の触媒担体への応用

Co2FeAl ナノ粒子,FeNi 細線,(Eu,In)-YAIG の磁気的性質の解明

多層膜希薄磁性半導体の磁化測定

多次元磁気格子を形成する有機ラジカル磁性体の低温磁気構造解明 新規ナノマテリアルの構造および物性評価

Pd-Si-( 希土類 ) 系準結晶および近似結晶の磁気秩序

窒化硼素層間化合物の物性

金属ナノクラスターにおける構造変遷及び安定化起源の解明 MgB2超伝導線材の超伝導特性におけるボロン同位体原料粒径の効果

大気圧CVD によるナノダイヤモンドの合成と電子顕微鏡によるキャ

ラクタリゼーション

新規ナノ磁性体およびマルチフェロイックスの磁気物性

BNC 薄膜のスピントロニックス

1,2,3- トリアゾール含有シッフ塩基配位子を用いた金属錯体の結晶構 造と磁気的性質の解明

神経細胞ネットワークハイスループットスクリーニング装置の開発 酸素貯蔵−放出能を持つ3d 金属酸化物担持触媒の構造解析

PLD 法により作製した CaF2薄膜特性評価

三 野  広 幸 白 旗   崇 矢 木  宏 和

有馬ボシール ア ハ ン マ ド 姜   舜 徹

才 田  隆 広

嶋   睦 宏

安 本  正 人 細 越  裕 子 緒 ⽅  啓 典

柏 本  史 郎 小 林  本 忠

根 岸  雄 一 菱 沼  良 光

小 澤  理 樹 井 上  克 也

小 林 健 吉 郎 萩 原  宏 明

宇 理 須 恒 雄 邨 次   智

小 野  晋 吾 名古屋大学理学研究科

愛媛大学大学院理工学研究科 名古屋市立大学大学院薬学研究科

山形大学大学院理工学研究科 九州大学先導物質化学研究所

名城大学理工学部

岐阜大学工学部

(独)産業技術総合研究所 大阪府立大学大学院理学系研究科 法政大学生命科学部

北海道大学大学院工学研究院 兵庫県立大学大学院物質理学研 究科

東京理科大学理学部 核融合科学研究所

名城大学理工学部 広島大学大学院理学研究科

静岡大学工学部 岐阜大学教育学部

名古屋大学グリーンモビリティ 連携研究センター

名古屋大学大学院理学研究科

名古屋工業大学大学院機能工学 専攻

ESR E680 SQUID-XL7 920NMR 800NMR 600NMR 固体 iTC200 SQUID-XL7

SQUID-MS7 SQUID-XL7 ラマン ラマン TEM SEM 低SEM SQUID-MS7 SQUID-XL7 蛍光分光 SQUID-MS7 SQUID-XL7 ESR E500 ESR EMX ESR E500 ESR EMX 920NMR ラマン ARUPS ESR E680 SQUID-MS7 SQUID-XL7 ESR E500 SQUID-MS7 SQUID-XL7 ラマン TEM SQUID-MS7 SQUID-XL7 熱分析 VP-DSC iTC200 TEM

ESR EMX ESR E500 SQUID-MS7 SQUID-XL7 SQUID-XL7 SQUID-MS7 SQUID-XL7 CCD-1 CCD-2 CCD-3 FIB

TEM SEM 低SEM ラマン FT FIB SEM 低SEM ピコ秒 ナノ秒YAG 蛍光分光 可視紫外

(16)

超分子の示す磁性に関する研究

MMX 型構造を有するベンズアミジナート架橋二核金属錯体の構造解 析と磁化率測定

単一分子性伝導体の開発

スパッタ法により形成された単結晶イットリウム鉄ガーネットのダン ピング定数に関する研究

生体分子と薬剤の相互作用評価

ねじれたポルフィリン金属錯体の磁気的相互作用の研究

SU6600 と Bruker QUANTAX FlatQUAD EDS による炭素質隕石素片観察

新規ポルフィリン,フタロシアニン鉄(III) およびオキシドバナジウム (IV) 錯体の磁気的性質

混合原子価状態を有するロジウムとルテニウムの二核錯体の構造およ び磁気的性質の研究

有機化合物の低温における結晶構造と光物性との関連性に関する研究 部位特異的変異を導入した好熱性紅色細菌由来光捕集1 複合体の熱力 学的解析

エピタキシャルグラフェンの評価

金属ポルフィリノイド錯体を含む人工金属酵素の電子状態解析 ポリイミドフィルム上に堆積したCoTTDPz 分子薄膜の構造制御 ガーネットシンチレーターのシンチレーション特性に及ぼす二価金属 イオンドーピングの効果

核磁気共鳴法を活用した酵素複合体の構造・ダイナミクス・相互作用 の解析

溶媒熱合成法を用いた金属ポルフィリン超分子の構造と磁性 貴金属薄膜のレーザー加工とその光特性評価

小惑星イトカワの微粒子の微細表面観察と元素分布分析 光センサーとアンテナ分子の相互作用解析

X線結晶構造解析による分子構造の決定

カルコゲナイド半導体ナノ粒子の発光特性に関する研究

硫化銅ナノ粒子の近赤外局在プラズモン共鳴における光学非線形性の 研究

シクロデキストリン類と薬物の包接複合体の構造解析

キレートカルベン金属錯体の合成と構造解析

ESR E680 ESR EMX ESR E500 SQUID-MS7 SQUID-XL7 SQUID-MS7 SQUID-XL7 CCD-1 CCD-2 CCD-3 SQUID-MS7 SQUID-XL7 ESR E500 ESR EMX SQUID-MS7 SQUID-XL7 iTC200 円二色性 ESR E680 ESR E500 ESR EMX SQUID-MS7 SQUID-XL7 SEM

ESR E500 SQUID-MS7 CCD-3 SQUID-XL7 SQUID-MS7 CCD-1 CCD-2 CCD-3 VP-DSC iTC200

ラマン ESR EMX SEM 低SEM ESR EMX ESR E500 800NMR

SQUID-MS7 SQUID-XL7

ラマン FT 低SEM ピコ秒 ナノ秒YAG 可視紫外 低SEM iTC200 CCD-1 CCD-2 CCD-3 蛍光分光 可視紫外 ピコ秒 可視紫外 CCD-1 CCD-2 CCD-3 CCD-1 CCD-2 CCD-3 粉末X線

京都大学国際高等教育院

島根大学大学院総合理工学研究科

日本大学文理学部

豊橋技術科学大学電気・電子情 報工学系

浜松医科大学医学部 名古屋大学大学院工学研究科

国立研究開発法人宇宙航空研究 開発機構

島根大学大学院総合理工学研究科

島根大学大学院総合理工学研究科

東京大学生産技術研究所 神戸大学大学院農学研究科 大阪大学産業科学研究所 大阪大学大学院工学研究科 名古屋大学物質科学国際センター 山形大学理学部

Kasetsart University(タイ)

城西大学理学部 早稲田大学

宇宙科学研究所 日本大学生物資源科学部 豊橋技術科学大学環境・生命工 学系

名古屋工業大学大学院物質工学 専攻

名古屋工業大学大学院物質工学 専攻

愛知学院大学薬学部

静岡大学理学部

加 藤  立 久

片 岡  祐 介

周    彪 後 藤  太 一

近 藤   豪 忍 久 保  洋

上 椙  真 之 池 上  崇 久

井 手  雄 紀

務 台  俊 樹 木 村  行 宏 田 中 慎 一 郎 大 洞  光 司 江 口 敬 太 郎 北 浦   守 Supa Hannongbua 秋 田  素 子 井 村  考 平

松 本   徹 高 野  英 晃 藤 沢  郁 英

濱 中   泰 濱 中   泰 小 川  法 子

仁 科  直 子

(17)

自己凝集能を導入した有機半導体の光吸収と分子配列の解明

メタ位にアミド基を有する新規ニトロキシドラジカルの合成,構造, 磁性

放射性物質回収用吸着剤の加工

酸化劣化に伴うゴム構造変化の解析法に関する研究 新規機能性物質の磁気機能解明研究

金属ナノ粒子担持型グラフェンオキサイドの化学状態分析

EPR による鉄硫黄クラスター生合成タンパク質郡が構成する超分子複 合体の解析

有機ビラジカルドープ試料のESR 緩和時間測定 電場応答スピン転移錯体の開発

超広帯域光電変換を実現するIII 族窒化物薄膜の電子−格子相互作用 の解明

キネシンEg5 と阻害剤の熱分析

核内受容体と低分子の相互作用に関する研究 磁気光学薄膜および複合体の磁気的性質の研究

神経細胞ネットワークハイスループットスクリーニング装置の開発 常磁性異種金属一次元鎖錯体の磁気物性評価

含ヨウ素ドナー分子(EDO-TTF-I)を用いた陽イオンラジカル塩の結 晶構造解析と振動分光学的研究

光合成タンパク質間相互作用の機構解明

曲面π分子上に発生させたカルベンの磁気的性質の解明

レーザー応答性薬物ナノキャリアを用いた新規ドラッグデリバリーシ ステムの開発

蛋白質針の示差熱量測定

シッフ塩基金属錯体と種々の複合系の円偏光紫外光誘起分子配向 モノクロロEDO-TTF(EDO-TTF-Cl) の陽イオンラジカル塩のX線構造 解析とラマン分光

高分子保護金属クラスターの電子状態に関する測定 甲状腺の形態形成とヨウ素集積機能の進化に関する研究 ヨウ素添加イオン液体の低温核磁気共鳴測定

紫外光照射によるアミノ酸の不斉合成

固相相変態を用いたナノグラニュラー磁性体の作製と組織及び磁気特 性の検討

有機半導体素子の電子スピン物性

放射性物質回収用吸着剤の性能向上に向けた吸着剤表面状態の評価 UVSOR(STXM) による微生物—鉱物付着面のナノオーダー分析に基づ いたバイオリーチング機構の詳細解明

UVSOR(STXM)-NEXAFS を用いたはやぶさの炭素質汚染物質の特性 記載,及びはやぶさ2にむけた有機物分析および汚染評価手法の確立 アポトーシス細胞核の高分解能分子マッピング

生体試料の三次元構造観察を目指した投影型軟X線顕微鏡システムの 開発

UVSOR(STXM) 法を用いたエアロゾル粒子中の硫酸塩の化学種と分布 状態の解明

CCD-1 CCD-2 CCD-3 SQUID-MS7 SQUID-XL7 FIB 920NMR ESR EMX ESR E500 ESR E680 SQUID-MS7 SQUID-XL7 ESCA 低SEM ESR EMX ESR E500 ESR E680 CCD-3

ラマン iTC200 iTC200 蛍光分光 ESR E500 SQUID-MS7 FIB

SQUID-MS7 SQUID-XL7 CCD-1 CCD-2 CCD-3

ラマン CCD-3 VP-DSC iTC200 SQUID-MS7 SQUID-XL7 ピコ秒 可視紫外 VP-DSC 円二色性 ラマン CCD-3 ESCA 低SEM 600NMR 液体

ナノ秒フッ素系 ナノ秒エキシマ ナノ秒YAG SQUID-MS7 SQUID-XL7 ESR E680 UVSOR(STXM) UVSOR(STXM)

UVSOR(STXM)

UVSOR(STXM) UVSOR(STXM)

UVSOR(STXM)

静岡大学工学部

城西大学理学部 日本原子力研究開発機構 横浜ゴム(株)

新潟大学研究推進機構

関西学院大学理工学部 埼玉大学大学院理工学研究科 京都大学化学研究所 九州大学大学院総合理工学府 京都工芸繊維大学大学院工芸科 学研究科

静岡県立大学薬学部

岡山大学大学院医歯薬学総合研 究科

名古屋工業大学先進セラミック ス研究センター

名古屋大学グリーンモビリティ 連携研究センター

岐阜大学工学部

京都大学低温物質科学研究センター 茨木大学理学部

広島大学大学院理学研究科 名古屋市立大学大学院薬学研究科 岡崎統合バイオサイエンスセンター 東京理科大学理学部

京都大学低温物質科学研究センター 大阪大学大学院工学研究科 東京大学理学系研究科 防衛大学校機能材料工学科 広島大学理学研究科

横浜国立大学大学院工学研究院 大阪市立大学大学院理学研究科 日本原子力研究開発機構 静岡県立大学環境科学研究所 国立研究開発法人宇宙航空研究 開発機構

東海大学工学部 東海大学工学部

東京大学大学院理学系研究科

植 田  一 正

秋 田  素 子 佐 野  雄 一 八 柳   史 古 川   貢

橋 本  秀 樹 藤 城  貴 史 梶   弘 典 中 西   匠 園 田  早 紀 横 山  英 志 加 来 田 博 貴 安 達  信 泰 宇 理 須 恒 雄 植 村  一 広

中 野  義 明 大 友  征 宇 安 倍   学 田 上  辰 秋 石 井 健 太 郎 秋 津  貴 城 石 川   学 櫻 井  英 博 窪 川 か お る 青 野  祐 美 平 谷  篤 也

竹 田 真 帆 人 鐘 本  勝 一 佐 野  雄 一 光 延   聖 上 椙  真 之 伊 藤   敦 伊 藤   敦 高 橋  嘉 夫

図 1  分子科学が担当する重点課題 図 2  T C C I で支援する特別支援課題 5 -6 -2  T C C I の活動について (1 ) 推進体制について 今年度の推進体制を図3に示す。 側は,研究部門であり,特別支援課題,重点課題を支援するための組織である。 支援を行う研究員・教員の配置を図4に示す。図3の 側が, TCCI としての 行部門であり,各先生にお願いして 拠点として淝要な活動を分担して頂いている(図5) 。その多くは,上部組織である CMSI の小委員会の機能に対応 するもので,
図 4  C MS I 研究員・教員配置
図 6 –3  人材育成・教育
図 7 –1  T C C I 研究会 全体シンポジウムとして開催 図 7 –2  実験化学との交流シンポジウム 図 7 –3  産学連携シンポジウム TCCI 第6回研究会:TCCI の全体シンポジウムである第6回研究会を最終報告会として3月に岡崎コンファレン スセンターで開催した。今年度も, 「実験化学との交流シンポジウム」も ねて開催した。このため,実験研究 者4名の他,関係機関からの来渁を含めて合わせて1 0名の⽅々に招待講演をお願いし, TCCI からの成果報告

参照

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